引っ越し前に押さえておきたい新居の家具選びの基本ルール!

新居に入居する時、あわせて購入しておきたいのが家具です。便利でおしゃれな家具をそろえれば、新生活はさらに楽しいものになるでしょう。つい「あれもこれも」と購入したくなりますが、結局使わなくなったり新居に合わなかったりすることもありえるため、よく考えて選ばなければなりません。
ここでは、引っ越し前に押さえておきたい新居の家具選びの基本的なポイントを紹介します。

【目次】
  1. 新居のサイズを総チェック。どこを測れば良い?
  2. 家具選びで気をつけたいポイント
  3. カーテン・ラグ・照明の選び方は?
  4. ブラウン系のフローリングにあう家具の色は?
  5. 今回のまとめ

新居のサイズを総チェック。どこを測れば良い?

家具を購入する前に、まずやっておきたいのが新居の採寸です。せっかく家具を購入したにも関わらず、スペースにぴったりと収まらなかったり、ドアを通れず部屋に入れられなかったりすることは少なくありません。
購入前に、以下の場所のサイズをしっかり測っておきましょう。

玄関、廊下、部屋の入口、エレベーターなど

必ず測定しておく必要があるのは、家具を搬入する際に通る部分です。「ぎりぎり通れると思っていたら引っかかってしまった」というケースもありえますから、余裕を持って搬入できるよう、正確なサイズを測っておきましょう。
また、マンションであれば、エレベーターの広さも測定してください。

床面積と天井高

家具のレイアウトを決めるためには、空間の広さを把握しておくことが大切です。特に天井高は測り忘れやすいので、タンスや本棚を設置する予定のある部屋は、しっかりとチェックしておきましょう。
梁がある場所など、部分的に天井高が低くなっている場所もメモしておくのがおすすめです。

新居にはカーテンが設置されていないのが普通なので、外からの視線や直射日光を防げない状態になっています。入居してすぐにカーテンを取り付けられるよう、窓やカーテンレールのサイズを測定しておきましょう。
窓は家具のレイアウトにも関わる部分なので、位置も記録しておいてください。

押入れ、物置、クローゼット

押入れやクローゼットが備え付けられている場合は、開口部の広さや内寸を測っておきましょう。容量が把握できるのに加え、収納ケースを購入する際の参考にもなります。

台所

放熱の関係上、冷蔵庫は周囲の空間に余裕を持って設置する必要があります。ドアが問題なく開閉できるか、コンセントが近くにあるかといったポイントもチェックしつつ、設置場所のサイズを測りましょう。
また、食器棚の設置場所も、あわせて測定しておくのがおすすめです。

洗濯機置場

洗濯機は、「サイズが合わなくて設置できなかった」というトラブルが非常に発生しやすいアイテムです。防水パンの内寸はもちろん、周囲の空間や給水口・排水溝の位置、入り口の大きさまでしっかり測定しましょう。
特に、ドラム式洗濯機は設置場所を選ぶことが多いので、購入を予定しているなら細かく採寸してください。

購入済みの家具を設置する場所

すでに家具を購入しているのであれば、それを設置する場所も決めておく必要があります。あらかじめ家具のサイズを測っておき、適切な設置場所を検討しましょう。

家具選びで気をつけたいポイント

新居のサイズを測ったら、いよいよ家具を購入します。家具は決して安いものではないため、失敗しないように以下のポイントを押さえておきましょう。

適切なサイズを選ぶ

家具のサイズは、部屋に入れば良いわけではありません。必要以上に大きいと圧迫感が出たり、通行の妨げになったりします。一見収まりがよくても、「椅子を引いたら後ろを通れなくなる」「扉や引き出しを動かすスペースが足りなくて使いづらい」といったトラブルが生じることもあるでしょう。
そのため家具選びの際は、普段の生活動線を意識しつつ、「実際に使ったらどうなるか」を考えるのがおすすめです。しっかりシミュレーションを行えば、「このサイズだと使いにくい」「狭苦しく感じそう」といった問題点が見えてきます。ぴったりだと思ったサイズよりも、もう少しだけ余裕を持たせるのが望ましいでしょう。

色調を統一し、壁や床との相性も考慮する

家具の色調は、なるべく統一性を持たせるのがおすすめです。バラバラな色調の家具を集めると、落ち着きのない部屋になってしまいます。ツヤや手触りといった質感も、近いものでそろえるといいでしょう。
また、壁・床・天井・建具のカラーとの相性も考慮してください。

家族と相談する

私室用の家具はともかく、リビングやダイニングに置く家具はみんなで使うものです。家族全員で相談して、理想的なデザインやサイズの家具を選んでください。

予算を決めておく

家具選びはとても楽しいので、必要のないものや高級なものまで、つい購入してしまいがちです。気がつくと、大変な金額になってしまっていることもあります。新生活で節約を強いられないように予算を決めておき、その範囲内に収まるようにしましょう。

部屋ごとに上手な家具の選び方

新居の家具は、家のどこでも同じようなものを使えばいいわけではありません。部屋の用途によって、ふさわしい家具は異なるからです。部屋ごとの家具の選び方を見ていきましょう。

リビングルーム

リビングの主役といえばソファです。家族全員がくつろぐ空間ですから、全員がゆったりと腰掛けられるものを選ばなければなりません。柔らかさはもちろん、背もたれやフットレストなどにもこだわって選びましょう。お客様が来た時のことを考えて、余裕のあるサイズのソファや、スタイルを変えられる3wayソファなどを選ぶのもおすすめです。また、テレビ台(テレビボード)にも注目してください。テレビを置くためだけの家具と思われがちですが、リビングの収納場所としての役割も果たしています。適切なデザインのものを選べば、スッキリして機能的なリビングができ上がるので、どの程度のサイズが必要なのかを確認してみましょう。

ベッドルーム

ベッドルームの中心となる家具は、言うまでもなくベッドです。最も重要なのは、使う人が心地よく眠れることですが、サイズや形状にも気を配らなければなりません。
ベッドルームは、リビングやダイニングに比べるとスペースが小さいことが多いため、ベッドも大きすぎないものを選ぶといいでしょう。圧迫感を感じそうな時は、背の低い「ローベッド」を選び、キャビネットの背丈も合わせるのがおすすめです。さらに、落ち着いた色調の家具を選べば、眠りやすい雰囲気の部屋を作ることができるでしょう。

ダイニング

ダイニングの主役であるテーブルには、大きく分けて角テーブルと丸テーブルがあります。基本的には、人数に合わせたサイズのものを選べばいいのですが、重要なのは使い勝手です。料理を運ぶ時のことを考え、なるべくスペースに余裕を持たせた形状・サイズのものを選びましょう。将来家族が増えそうなら、伸長式のテーブルを選ぶのもおすすめです。

カーテン・ラグ・照明の選び方は?

新居には、原則としてカーテンが付いておらず、ダウンライトのような「直付け」タイプを除いて照明も付いていません。また、新しい床を守ることを考えると、ラグやカーペットも敷くのが望ましいでしょう。これらの家具は、どのように選べばいいのでしょうか。

カーテン

最も重要なのは機能性です。カーテンは、目隠し・遮光・遮音・遮熱など、さまざまな役割を果たしています。日差しのよく差し込む部屋にはUVカット機能付きのカーテンが、寝室には遮光性能の高いカーテンがふさわしいでしょう。
また、色調は周囲とのバランスを考慮する必要があります。最初はとりあえず安価なカーテンをつけておいて、しばらく生活してみてから最適なものを買うのもいいでしょう。さらに、色の効果にも注目してください。赤色にはテンションを高める作用が、緑色にはリラックス効果が、青色には集中力を高める効果があります。部屋の用途によって使い分けましょう。

ラグ・カーペット

基本的にはカーテンと同じで、部屋の用途や周囲とのバランスを考慮したカラーのものを選びます。また、ラグが比較的小さいものを指すのに対し、カーペットは大きいものです。椅子やテーブルによる床の傷つきを防止や、室内のアクセント程度で構わないのであればラグが向いているでしょう。逆に、生活音やハウスダストの防止、滑り止めなどが目的なのであれば、大きめのカーペットがおすすめです。

照明

リビングなど、全体を明るくしたい部屋にはシーリングライトが、部分的に明るくしたい場所にはダウンライトやフロアライトが向いています。アクセントを付けたければ、天井から吊るすペンダントライトや、壁に設置するブラケットなども取り入れてみましょう。
また、照明の光の色にも注目してください。リビングや寝室には、温かみのある電球色がおすすめです。勉強部屋や書斎には、青みがかっていて集中力を高めてくれる昼光色が、自然な明るさがほしい空間には昼白色が向いています。

ブラウン系のフローリングにあう家具の色は?

最後に、家具の色と周囲との相性について、もう少し掘り下げてみましょう。現在の日本の住宅は洋間が中心で、床はブラウンのフローリングであることが多いと思います。このような床に合わせる場合、家具の色はどうすればいいのでしょうか。
大きく分けると、同じブラウンや黒系統の家具を合わせる方法と、白・ベージュ・アイボリーといった明るめの家具を合わせる方法があります。同系統の色を合わせる場合は、シックで落ち着いた統一感のある部屋が作れるのに加え、家具選びが比較的簡単なのが特徴です。
一方、明るめの色の家具を合わせると、ブラウンの持つ重厚感が中和され、軽快で広がりを感じられる部屋になります。基本的にどの色でも合わせやすいので、部屋の用途や好みによって選ぶといいでしょう。 もちろん、一口にブラウンといってもさまざまな色があります。濃いダークブラウンと明るめのライトブラウンとでは、考え方を変えなければなりません。バランスの取り方がわからない時は、部屋の主役となる家具を1つ決めておき、それを中心に考えてみてください。

今回のまとめ

新居の家具は、充実した新生活を送れるよう、細部までこだわって選ぶのがおすすめです。まずはしっかりと新居内の点検・採寸を行い、家具を配置した空間をイメージしてみましょう。その上で、部屋やアイテムごとのポイントに配慮して選べば、最適な家具をそろえられるはずです。ぜひ家具選びを成功させて、最高の新生活をスタートさせてください。