アーレックス株式会社

AREX Life

まだ知らないベトナムを、ハノイの街角から。

ベトナム ハノイの住宅事情。

Mai〈ベトナム・ハノイ在住〉



日本の約3分の1と言われるベトナムの物価水準は、近年の経済成長に伴って上がり続けています。2019年度には公務員の最低賃金引き上げがあり、前年度から7%上昇して月給が149万ベトナムドン(日本円で約7,500円)になります。比較的賃金の高いハノイの2018年の平均月給が930万ベトナムドン(日本円で約4万3,700円)。大卒サラリーマンの初任給で月給3~4万円程度が相場です。

賃貸物件の家賃相場を見ると、ローカルのアパートメントで1~3万円程度、学生はルームシェアしているという話もよく聞きます。駐在員家族向けサービスアパートとなると東京の家賃並みという物件もあります。

よく見かける物件は、入口が狭く3階、4階と上に伸びた長屋のような住宅です。マンションというよりアパートというイメージ。諸説ありますが、かつて間口の広さで税金が決まっていたためとも聞きました。
ワンフロア1部屋で、3階建てに1家族住んでいる場合もありますし、空いた部屋を他人に貸している場合もあります。大家族のベトナム人は三世代同居が珍しくなく、また親戚家族でルームシェアして、家賃を折半したり子どもを預けたり、助け合って暮らしているのです。



都市部の高層マンション群を見るといかにも発展している印象を受けますが、こうした建物は富裕層向けの投資物件。供給過剰となり2008年にバブルがはじけたため資金が焦げ付き、建設途中で放棄されたままの建築現場もちらほら見かけます。

しかし、ハノイ都市部の家賃は高騰しており、多くの人は中心部より少し離れた地域からバイクで通勤しています。
交通インフラが未完成のまま人口が増え続けている状態で、大渋滞が社会問題化しています。地下鉄の完成はまだ先の様子。自動車も増えてはいますが、車体価格も税金も日本より高く、購入できるのは限られた一部の人たちだけです。
ハノイ名物、家族4人乗りバイクの大渋滞がなくなるのには、もう少し時間がかかりそうです。


Mai
ベトナムの首都ハノイより、カオスなアジア都市の日常をお届けします。
○プロフィール
2016年よりベトナム・ハノイ在住。趣味は外国語学習。ただし、なかなか特技にならない1児の母です。
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