名古屋市北区の子育て支援情報。
子育て世帯にとって暮らしやすい?

住む場所を検討する際、気になるのが「子育て支援対策」。子育て関連の施設や子育て支援施策は地域ごとに異なるため、マイホームを考える際には事前にチェックしておくことをおすすめします。
そこで今回は名古屋市北区をピックアップし、これから住もうと考えている方のために、北区の子育て関連施設と施策について解説。子育て世代の方、特に未就学のお子様がいらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。
名古屋市で受けられる子育て支援制度
名古屋市では子育て支援のほか、北区も対象となるサポート事業が行われています。
まずは、名古屋市でどのような支援制度を活用できるのか、3つご紹介します。申請が必要な制度もあるため、忘れずに確認しておきましょう。
1.児童手当
名古屋市在住、かつ高校生年代(18歳になった年度の3月31日まで)のお子様がいる方は「児童手当」を受給できます。児童手当は、子どもの出生順位や年齢によって額が異なり、それぞれの手当額は以下の通りです。
【0歳~3歳未満】
第1子・第2子:月額1万5,000円
第3子以降:月額3万円
【3歳~】
第1子・第2子:月額1万円
第3子以降:月額3万円
児童手当は申請をしなければ受け取ることができない制度です。また過去の分は請求できないため、忘れずに確認するようにしましょう。
2.保育料補助/医療費補助
一部の幼稚園を除き、名古屋市内の幼稚園・保育園では、3歳児(1号認定は満3歳児)~5歳児クラスまで、園の利用料が無料となります。3歳児未満児であれば、多子世帯や同時利用する兄弟が2人以上いる場合など、利用料が軽減されることがあるため確認してみましょう。
また、18歳の年度末までに病院を受診した際の医療費の自己負担額を助成する「子ども医療費助成制度」もあります。所得制限はなく、医療保険の加入者であれば基本的に助成を受けることが可能です。
3.ナゴヤわくわくプレゼント事業「BABY YELL!」
名古屋市では、ナゴヤわくわくプレゼント事業「BABY YELL!」を行っています。カタログに掲載されているサービスや商品(乳幼児衣料品・玩具・金券・施設利用券など)の中から、5万ポイント(5万円相当)分を自由に選択・注文できる制度です。
【対象】
●子どもの出生時とその月の末日に名古屋市内に住んでいる児童
●満1歳になるまでに名古屋市内に転入し、その月の末日も引き続き市内在住の児童
特別な申請は必要なく、対象児童宛てに出生(転入)して2ヶ月後を目途に案内状が発送されます。
名古屋市北区の子育て設備・スポット
名古屋市北区では、地域が一丸となって子育てをフォローする支援体制が整っています。
保育園/幼稚園
待機児童数が連続で0人となっている名古屋市。特に北区内には、多くの保育園や幼稚園(私立幼稚園11・市立幼稚園2)、名古屋市が認可した保育所などの施設・事業所(公立8施設、私立51施設)が存在しているため、名古屋市の中でも子育てしやすい環境が整っていると言えます(令和7年4月募集分)。
児童館/放課後児童クラブ
北区には、児童館や放課後児童クラブなどもあります。
●上飯田児童館(上飯田南町1カ所)
赤ちゃん用の部屋や卓球・ドッジボールができる部屋、図書室などを設置
●放課後児童クラブ/留守家庭児童育成会(区内13カ所)
昼間の子ども(小学生)の養育
放課後児童クラブは児童館に併設されており、留守家庭児童育成会(学童保育所)は地域の団体が運営しています。
公園/児童遊園地
北区内は公園も充実しており、大小様々な公園が70カ所以上あります。特に名古屋城に隣接する名城公園は、芝生広場や子ども向け遊具、噴水などもある広い公園で、遊ぶだけでなく、ピクニックも楽しめます。
その他にも、北区内には「児童遊園地(名古屋市が独自に制定するもので、機能的には公園と同じような施設)」と呼ばれる施設も9カ所存在。自然に触れられる場所や、子連れで気軽に遊びに行ける場所が多いのも嬉しいポイントです。
【保護者の方向け制度】名古屋市北区の子育て支援
名古屋市北区では、主に未就学のお子様がいる保護者向けの様々なサポートを受けることができます。
「赤ちゃんとの遊び方が分からない」「同じ年の子どもがいる人と友達になりたい」「子どもの成長に不安がある」などの悩みを気軽に相談できるため、ぜひ活用しましょう。
758キッズステーション
子育てコンシェルジュが常時待機する「758キッズステーション」では、子育ての相談をしたり、地域の情報を入手したりすることができます。
所在地は中区栄ですが、名古屋全域をサポートしているため、北区在住の方でも利用することが可能。北区からは名古屋市営地下鉄名城線や名鉄瀬戸線を利用することで、栄駅まで乗り換えなしでアクセスできます。
施設内には、主に3歳児未満の子どもや保護者が楽しめる「キッズパーク」、本を読める「キッズらいぶらりぃ」などがあります。北区以外の地域の人とも接してみたいという方は、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
名古屋のびのび子育てサポート事業
名古屋市では、保育所への送迎や病気回復期の預かりなどのサポートをする「のびのび子育てサポート事業」を行っています。
通常は有償ですが、条件を満たせば無償で依頼することも可能なため、非常におすすめの制度です。無償化の基準として、お子様の年齢や月額の上限が設定されています。
子育て支援るーむ
北区では、市内4カ所(北スポーツセンター・上飯田児童館・楠地区会館・市総合社会福祉会館)で定期的に「子育て支援るーむ」を開催しています。
子育て支援るーむとは、子ども・親同士の交流や子育ての相談をする場で、開催日・開催時間内であれば、事前申し込み不要で参加が可能。保育士による出し物もあり、手遊びや紙芝居などで親子そろって楽しむことができます。
子育てサロン
北区内の各学区にあるコミュニティーセンターでは、0歳児を子育て中の保護者を対象とした「子育てサロン」を開催しています。
子育てサロンでは、保育士のお話や手遊び、親子遊びなどを体験できます。保育士や保健師による育児相談を実施することもあり、健診時以外にも子どもの成長などを相談したい方におすすめです。
事前申し込みが必要な場合もあるため、開催日時と併せて予約の要否もチェックしましょう。
名古屋市北区の住宅探しはアーレックスにお任せください!
名古屋市北区は、保育園や子ども向けの施設も多く、子育てしやすい環境が整っています。国が行っている手当や補助だけでなく、名古屋市独自の補助や北区独自のサポート制度も充実しており、ファミリー世帯が安心して子育てできるエリアと言えるでしょう。
アーレックスでは、北区でも多数の分譲住宅を取り扱っています。子育てにも適したデザイン住宅も数多く揃えているため、北区での居住をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
住宅に関する幅広い知識と、北区の地域情報に基づき、お客様に最適な住まいをご提案いたします。
※本記事の情報は、2025年1月のものです。
支援の内容や条件が変わっていたり、支援制度自体が終了している場合もあるため、詳細は名古屋市のホームページをご確認ください。