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2025.11.29

スタディコーナーの使い道と必要性。
おすすめの間取りを実例付きで解説。

近年、リビング学習やテレワークの普及により、スタディコーナーを取り入れた住宅の需要が増加。これまで子ども部屋や書斎など、扉付きの一室にデスクを設置・造作することが一般的とされてきましたが、家族間のコミュニケーションが取りやすいという理由から、リビングやダイニングの一角にデスクを設けるスタディコーナーを希望される方が増えてきています。

そこで本記事では、スタディコーナーを設置するメリットや集中して作業できる環境を整えるための重要なポイントを紹介。おすすめの間取りも実例付きで解説していますので、スタディコーナーを検討されている方はぜひ参考にしてください。

スタディコーナーとは?

スタディコーナーとは、一般的に「勉強や仕事をするためのスペース」のことを指します。設置場所に明確な規定はありませんが、リビングの一角やキッチンの隣、階段ホールといったオープンな空間に採用されるケースがほとんどです。近年定着してきたリビング学習の影響もあり、特に子どもがいる家庭に人気があるようです。

スタディコーナーを設置するメリット

スタディコーナーの設置は、小さな子どもから大人まで様々な年代の方にメリットがあります。用途や設置スペースをイメージしながら、本章で紹介する3つのメリットを読み進めてみましょう。

1.学習習慣が身につきやすい

最近では「リビング学習」の需要が増えており、リビングにスタディコーナーを設ける家庭が増加。親の目が届く場所で勉強をすることは「見られている緊張感」と「見守られている安心感」を子どもに与え、自分の部屋で勉強するよりも集中力を高める効果が期待できます。

親にとっても「子どもの学習状況が把握しやすくなる」「子どもを見守りながら安心して家事ができる」などのメリットがあり、家族間のコミュニケーションの一つにもなるでしょう。

2.家族の共有スペースとしても活用できる

スタディコーナーは子どもの学習スペースとして活用するだけでなく、家族間で共有して様々な用途に使用できます。「仕事場として使用する」「趣味や読書を楽しむ」「家事スペースとして活用する」など、将来子どもが巣立った後も家族のライフスタイルに合わせて好きなように活用することが可能です。また少し広めのデスクを用意すれば、親子で一緒に勉強や作業することもできます。

3.デッドスペースを有効活用できる

個室をつくろうとした場合、ある程度の広さを確保する必要がありますが、スタディコーナーであれば少しの空きスペースでも設置することが可能。床面積や部屋数を消費せず、ちょっとしたデッドスペースを有効活用して設置することができるため、無駄のない間取り設計に貢献できます。階段下のデッドスペースに設置されるケースも多く、子ども部屋や書斎とは違い、用途を限定せずに幅広く使用できるスタディコーナーはメリットが大きいと言えるでしょう。

使い勝手の良いスタディコーナーにするためのポイント

ただ作業をするだけであれば、リビングの一角にテーブルを置くだけでも良いでしょう。しかし、簡易的に机と椅子を置いただけでは、集中して作業できる環境にはなりません。そこで本章では集中して作業ができるスタディコーナーにするための重要ポイントを3つ紹介します。

1.集中しやすい環境に設置する

スタディコーナーは基本的にオープンスペースとなるため、勉強や作業に集中できる環境づくりに配慮する必要があります。そのため「テレビが視界に入る」「家族の話し声が頻繁に聞こえる」「空調が効かない」「人の通りが多い」など、集中しづらい場所への設置は避けましょう。パーティションなどで間仕切りし、半個室型にするのもおすすめです。

2.必要な設備を整える

快適にスタディコーナーを使用するためには、必要な設備を整えることが大切。特に「収納棚」と「コンセント」の設置は必須と言えます。収納棚がないと机に物が散らばってしまい、作業に集中しづらくなってしまいます。また収納棚を設置することで、子どもに整理整頓の習慣を身に付けさせることもできます。

さらに子どもの学習にスマホやタブレットを活用する機会も増えてきていることを考えると、コンセントは設けた方が良いでしょう。設置する際は、ケーブルをまとめて配線できるような工夫も行っておくと、周囲のインテリアの雰囲気を損なうことなくスッキリとした印象になります。

3.設置スペースや用途を確認する

スタディコーナーは安易に設置してしまうと生活空間が狭くなり、日常生活に影響を与える恐れがあります。「リビングは広々と使いたい」という場合はキッチン横などのダイニング側に設置するなど、ラフスタイルに沿って設置場所を検討しましょう。また今一度デッドスペースがないか確認しておくのもおすすめです。

また使用用途を明確にすることは、必要な広さや設置スペースを判断するのに役立ちます。子どもが勉強のために使うのか、そうであれば将来的に子どもが巣立った後にどのように活用するのかなど、事前に使用用途について確認しておきましょう。

スタディコーナーのある間取りの実例3選

次に、スタディコーナーの間取りの実例を写真付きで3選紹介します。どのような実例があるかを確認し、自分たちに合った間取りの参考としてください。

家族で一緒に使える広々としたスタディコーナー

広々としたスタディコーナーをLDKに計画しました。アーチ形のデザインと間接照明の演出で、気分が高まるおしゃれなスタディコーナーとなっています。横並びで作業できるほど広々としているため、兄弟姉妹や友人と一緒に勉強したり、親子で一緒に作業に取り組む場として使用することも可能。家族のコミュニケーションのきっかけも生み出せます。

まるで半地下!? 階段下を活用した「おこもり空間」


階段下のデッドスペース有効利用したスタディコーナー。フロアラインから4段下げることで丁度良い「おこもり空間」を演出しており、家族と同じ空間にいながらも適度な距離感で過ごすことができます。またキッチンから見える距離に設けているので、家事をしながら子どもの様子を確認することも可能。半地下のような個室感の高い空間であれば、勉強や仕事もはかどりそうです。

三角屋根が可愛いスタディコーナー


LDKの一角に、建物の外観と同じ三角屋根のスタディコーナーを計画しました。リビング学習はもちろん、コンセントを設けているのでパソコンを使って仕事をこなすこともできます。キッチンから見える位置に設置しているので、料理をしながら子どもが勉強している様子を見守ることも可能。普通のスタディコーナーとは少し違った「遊び心」を取り入れることで、日々の暮らしが楽しくなるように設計しました。

スタディコーナーを設置して集中できる環境をつくろう!

スタディコーナーは子どもの勉強スペースとして活用することはもちろん、仕事や趣味など幅広い用途で使用できます。ただし勉強や仕事、作業に集中できる環境にしないと、有効利用できない可能性もあるため注意が必要です。

愛知・名古屋で一戸建てを提供しているアーレックスでは、様々なスタディコーナー付きの物件をご案内できます。実際に内見をして、より具体的なイメージを膨らませてみませんか? 名古屋市や豊田市など県内各地で見学会を開催していますので、一戸建ての購入を検討されている方はぜひ一度お問い合わせください。