クリザンテームヒルズ長久手

ラストノートの家

敷地は規格住宅が建ち並ぶことが予想される新興住宅地の一角にある。
その画一的な風景に埋没するのではなく、住民のふとした記憶に残る、ある種のランドマークのような、シンボリックな存在となる家を計画した。
水平と垂直の幾何学的なラインをアーティスティックに織り交ぜ、心地よく吸い込まれるようなアプローチが、美術館のような雰囲気を演出している。
美術館のホワイエをイメージとした広い吹抜けの土間空間やキャンティレバーのスケルトン階段、オブジェのようなイメージで仕上げたキッチン、回遊動線など。
この住宅はそのデザイン性の中で、機能と意匠が融合した美しい生活シーンが演出されているのである。
|| 受賞暦 ||
「ニチハサイディングアワード2017」入賞
「YKK APエクステリアスタイルフォトコンテスト」門・車庫まわり部門入賞