瑞穂区松月町Ⅱ

光を迎える家

都市部に位置する閑静な住宅街に建つ家である。
南入りの限られた間口という敷地条件において、如何にして光を迎え入れるかがテーマとなった。
周辺住宅の配置を考慮し、吹抜とスケルトン階段を家の中心に計画することによって、日々様々な美しい光を迎える空間を提案した。
ファサードのバルコニーを深い軒に見立てたのは、冬の日光をふんだんに取り入れ、夏は強い日差しを防ぐ為である。
また、外付ブラインドによって寝室の採光通風とプライバシーを両立させた。
夜には優しい間接照明の光が家族を癒す。