知立市K様邸

繋ぐ家

「親しい人々を迎え入れ、寛ぐ空間。」
「多趣味な家族が、各々に愉しめる空間。」
「角地に建ちながら、プライバシーを確保する。」

これらの条件の中心に玄関ホールを計画した。
玄関ホールの吹抜けは光に溢れ、それぞれの空間を穏やかに繋ぎ、そして安心をもたらしてくれるだろう。

また、繋がりを保ちながらも、空間を区切ることでその空間に役割を与えた。
玄関には、日用品の収納や家族用玄関としてのシューズインクロークを。
LDKと水周りとの間には日常の家事や日々の細々としたモノの専用の居場所として家事コーナーを。
日々の生活の中でそれぞれのモノの居場所が明確なことで、空間をスッキリと保ちながら生活することができるだろう。
建物の完成が住まいの完成ではない。人が住んでこそ住まいの完成となる。