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2021.09.15

30坪の注文住宅の費用相場とは?
建てる際のポイントも解説!

注文住宅はポイントさえ押さえることができれば、だれもが簡単に理想の住まいづくりをすることができます。しかし「注文住宅はどれくらいの費用がかかる?」「建てるときは何を意識すればいい?」と思う方も多いでしょう。そこで本記事では、30坪の土地で注文住宅を建てる場合の費用相場や意識するポイントを紹介します。

30坪とは具体的にどのくらいの広さ?

まず、一坪は約3.3平米なので30坪だと約99平米の土地ということです。一坪は畳に換算すると2畳分にあたるため、30坪の土地は60畳の広さになります。60畳と聞いても想像つかないかもしれませんが、これは柔道の公式試合会場のひとつ分と同じくらいといわれています。この60畳相当の敷地に住宅を建てることになりますが、全てのスペースを使用して建てるわけではありません。なぜなら、家を建てるときには都市計画法によって、建ぺい率が地域ごとに定められているからです。住宅専用地域の場合、実際に建物を建てられる面積は約30~60%です。換算してみると約30~60平米になります。この広さは建築方法や間取りなどを工夫することによって、十分快適に暮らすことができます。

30坪の注文住宅を建てる際に意識するべきポイント

ハウスメーカーは実績や相談回数の多さで選ぶ

30坪はどちらかと言えば広いわけではないので、間取りなどの工夫が必要となってきます。一般的には2階建ての家を建てるところが多く、家族が快適に暮らせるには1人につき約8坪が好ましいといわれています。家族4人暮らしの場合、最低でも32坪は必要となってくるということです。もし家族でそれぞれのプライベートを設けるならば、30坪では少し手狭に感じてしまうでしょう。収納場所や共有スペースのことを考えると注文住宅を建てる際は狭小住宅の建築数が多く、実績があるところを選びましょう。また注文住宅の場合、建売住宅と異なり0からつくり上げるので、その相談回数が多い会社のほうが信頼できるといえます。

こだわるポイントを決めておく

注文住宅で失敗しないためには、こだわるポイントの優先順位を決めておくことが大切です。予算も検討しないといけませんが、優先順位が上位にくるものは妥協せず、様々なメーカーの製品を比較して決めると失敗を避けられます。逆に優先順位の低いポイントは、こだわりすぎないほうが予算内におさめやすくなります。制約がある中でも空間を活かす間取りを選択し、理想の家づくりを実現しましょう。

30坪の注文住宅を建てる際にかかる費用相場

住宅金融支援機構の「2019(平成31)年度 フラット35利用者調査(注文住宅融資利用者の主要指標)」によると、注文住宅の建物本体の全国平均価格は3,454万円で、平均延床面積は約38坪(125.6㎡)となっています。坪単価を計算すると約91万円となるので、30坪の相場は91万円に30坪を掛け、約2,730万円と考えることができます。

AREX/アーレックスでの注文住宅の建物本体の平均価格は2,140万円で、平均延床面積は約33.8坪(111.7㎡)となっています。坪単価を計算すると約63.3万円となるので、30坪の相場は63.3万円に30坪を掛け、約1,900万円となります。
※坪単価での計算はあくまで平均からの算出になりますので、プラン次第で価格は変動します。